地盤改良工事
地鎮祭が無事に終了した数日後、地盤改良工事が予定通りピュアパイル工法にて行われました。工事を見学すべく現地へ向かったのですが、ちょっと到着が遅れてしまい、コンクリートパイル作業自体は見ることができませんでしたが、幸い最終チェック中だったので業者の方にご挨拶して現場を見せてもらうことができました。
作業現場の全景
向かって右奥のトラックに積まれたミキサーでコンクリートを配合し、左手前のドリル付きのパワーショベル的な機械で地盤に穴を開けてコンクリートを流し込んだそうです。
穴あけ本体は先端部のみが小さなドリルになっているだけで、全体にシンプルな造り。当初鉄筋コンクリートのビルの基礎工事に使う様なドリルをイメージしていたので拍子抜けしました。
作業の方に伺いましたら、ピュアパイル工法は積極的に土砂を排出せず、土中で左右に押しのけて穴をあけたところにそのままコンクリートを流し込んでしまうので、残土が余り出ない仕掛けとのこと。また、穴をあける作業とコンクリートの流し込みが1回で済むので効率的らしいです。現に私が現地に到着した2時ごろにはすでに作業は終了していたことから考えても、そのスピードが分かります。
コンクリートを投入した穴。この時点でもう固まってました。
穴あけに伴い、多少の盛り上がりはありますが、残土らしい残土は出てません。パイル用コンクリート原料を6トン用意して、43本もコンクリートの柱を土中に作ったわが家の敷地。相当頑丈になったことでしょう。これでしばらく放置して、しっかり固まったところで基礎工事に入ります。
業者さんがお帰りになるまでご一緒したのですが、後片付け作業で、機材の清掃や、前の道路に上がった土を水で流すのは普通かと思いましたが、トラックが入って轍になった駐車スペースをならしたり、仮設トイレの中まできれいに洗って帰られました。
周りの迷惑を考え、できるだけ静かに作業をされている姿を見てすごいなあ、とは思っていましたが、トイレ掃除までして帰る業者さんの姿に、良い業者さんを手配していただいた工務店のS氏に感謝しかありませんでした。
外構の業者さんもちゃんとした方でしたし、こんな業者さんがこれからも来ていただければ、ご近所さんからのクレームもなさそうです。